天文学者の説によれば、ヘラクレス星群を発した光は我々の地球へ達するのに、三万六千年を要するさうである。が、ヘラクレス星群といへども、永久に輝いてゐることは出来ない。何時か一度は冷灰のやうに美しい光を失つてしまふ。のみならず死は何処へ行つても常に生を孕んでゐる。光を失つたヘラクレス星群も無辺の天をさまよふうちに、都合の好い機会を得さへすれば、一団の星雲と変化するであらう。さうすれば、又新しい星はぞくぞくと其処に生まれるのである。
夜空を見上げて、宇宙の大きな生死を感じていたのですね。
太陽のまわりを巡る惑星軌道と、私たちの体の中での原子核のまわりを巡る電子軌道、マクロとミクロの相似は一体なんでしょう。。。
体の中にも宇宙があり、この巨大な銀河もまた更に巨大な生命体の一部?
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